山田純平yamadajumpeiのブログ

山田純平はかく語りき
照明 #2,3




垂らしたはしごで、天井に上がる、降りる。








潜水艦から水面に上昇してガコッ、キーッ、ガッシャン と、ふたを開けるイメージ。
きつめに作った蝶番が、歪んだ音を出す。



照明 #2「はしご」
照明 #3「窓」




ソケットに付く金具はサクッとロウ付けで。
| 作業 | 03:02 | comments(0) | trackbacks(0)
照明 #1「窓」
革ランプ03

革ランプ01

革ランプ02


「みんなの市」より作り始めた
7mm厚の革の型押しランプシェード。

すりガラスを入れ込んだ天窓を付けた。
屋根と窓への憧れ。

固めの蝶番で天窓が開閉します。
拭漆仕上げ。


何か物を作っていると、照明は時々無性に作りたくなるもの。


照明 #1「窓」。
| 作業 | 02:18 | comments(0) | trackbacks(0)
Oh, is it soy paste!? #2
年が明けました。


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

あの時計の感じからしておそらく、トイレの中で迎えた感じがします。

アトリエにて迎えた2012年は2011年の時とほとんど同じで、
まあほんと静かにあけました。定位置で酒を二口程飲み、すぐ作業に戻りました。



2011年は本当にとてもたくさんの人に出会った年でした。楽しかった。


新年の目標を携えて、また明日から頑張ります。

本年もよろしくお願い致します。

2012年 元旦


| お話 | 03:48 | comments(0) | trackbacks(0)
槍
嘘です。
槍でなしに、近所のパン屋の旗用の棒。この棒に私の書いたパン屋の絵が吊るされております。浅草のアトリエは、このパン屋の元倉庫。そのパン屋の社長よりこの棒の先端をメッキ加工したいとご相談を受けた。
槍2
なんとも趣のある矛先で、いや棒先で、経年変化したそれは、人間様には到底できそうにない、なんとも美しい緑青(ロクショウ)が静かにその存在を知らしめておるのでした。ちなみに槍の、というか棒の柄の部分は物干しざおを加工したもので、なんとも長文になりそうな予感がしているのですが、そのもはや棒というか槍の先端にまつわる話。

真鍮でできているそれは、磨けば元に戻り、むしろ前よりも光沢を増す。もちろん相談してきた社長も知っている。
当然僕は、メッキなんてもったいないと言う。メッキは安っぽいうえに、高い。
磨いて差し上げます、と申し伝えた。僕と社長は、とても仲が良いので、メッキは後にして、とりあえず磨いてから判断しましょうということに相成った。


僕の記憶が正しければ、「無造作ヘアー」が流行した中学2年位から、この朽ちたもの、色あせたものへ目が向き始めた気がする。それは世の中の流行、動向がどうこうじゃなしに、あくまで僕の視点ではあります。
思春期時代にヘアスプレーで髪の毛をツンツンにして鏡を見た時、即「違う」と思ったあの洗面所での恥ずかしさを今でも鮮明に覚えていて、新たに「無造作ヘアー」を作りだせるワックスを、ヘアセット材の中から当時奮発して買った。
寝癖のように髪をぐちゃぐちゃにしてたら、「おしゃれな人」で通った。友人間でビジュアル系が大流行した時代に僕はこの「無造作ヘアー」で色違いの靴を履いて、誰とつるむこともなく、釣り道具ばっか作って釣りばかりしていた。
そう、暗黒時代の幕開けである。



1年ほど前から真鍮を加工するようになった。違う目的で使用する人も出てきて廃番になってしまった、燻す(いぶす)溶剤も、なぜか、変わり者の田舎の祖母が所有していた。
朽ちた表情、時間が経過したような、つまりアンティーク加工ができる。(今は専用の燻し液は普通に出回っている)
古いものは美しい。美しいに決まってる。時間という要素を含んでいるが故、錆びも、緑青も愛おしい。革もそう。「使い込んだ感」が、「良い」。
人為的にそれを出すと、きっと作り手はこのいたたまれない気持ちに悩む。と思うんです。
「時間」には、勝てない。


作り手の引きだしとして入れておけばそれはそれで良いのですが、僕の扱う素材がそうさせてくれないので、しばらく考えておりました。「時間」が「表情」に替わってくれればなと。燻しもするし、溶剤にもつける。それは誰かもやっている。パクリ?否、ジャンルでしょうか。
そうやって細分化されてる小さいくくりに、少々悩んでいました。


メッキしてくれとおっしゃる社長。それを引きとめる私。苦肉の策の表面バフ仕上げ。
本日決行した。「時間」という要素を、きれいさっぱり取り除く作業。
この作業、5秒で終わると思っていた。設備、道具はたんまりある。
舐めていた。
「時間」には、勝てない。





槍3


1時間ほどかけて研磨完了。


「酸いも甘いも、こうして大人になってゆくんだよなぁ」と、光りはじめた矛先に話しかける。
まるで漫画「うしおととら」の主人公「潮」のように。(本編参照)

脳内音楽は二ールヤングの「Heart of Gold」。「Stay Gold」ではない。それはメッキ後だ。
なんとも美しい「金色」が当然のごとく飛びだした。まるで産まれたばかりの赤子を抱くかのように僕はその矛先、じゃなくて、棒先に触れた。熱い。霧吹きで水をかけると、水蒸気が出た。これがもし本物の槍だったとしたら
…これこそまさに「ヒートジャベリン」じゃないか。



ということを踏まえた上で僕はこれから心おきなく燻し加工をしてゆきます。この文章はこれから作るものに対してのいわば布石に近い。いや、そんな人聞きの悪い事ではなく、こうやって曲がり曲がって素材と真っ向から対峙していきたいという僕の気持ちです。



最近、革では色落ちするという難点でうとまれていた「色落ちしない紺色」をひょんなことから作りだすことに成功した(しかけている)んです。3年位前からこの色の革への思いは在りまして、革屋さんに相談すると、あるけど、この色は色落ちするとのこと。なので使える部材も箇所も限られており、あきらめていました。

またこれもパン屋無くして色落ちしない紺色の革無し的な製法で、あのアトリエでないとこの色は作れませんでした。使い込むことで深い色に変化してゆくといういわば「逆燻し」的な事になるのではと空想しています。





っていう棒の話。
| お話 | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0)
加速
僕にこの家を紹介してくれた友人に、山で拾った枝やはっぱでこしらえたクリスマスリースを頂いた。



秋ヶ瀬バイクロアに行ったときに見たカラフルな自転車達に感化されたところもあり、僕の自転車は100均で買った簡易的なリースとledをデコレーションしてある。

職場では同僚にマメだねと言われて終わった。


こうやって、「マメ」なところと「頂く」ことで、季節を変えていく。

クリスマスが終わったら、愛車に鏡餅でも貼り付けようかしら。



黙々と何かを作り続けていると、気付かず季節は変わっていってしまうもんだから、

こうして加速させていく、もしくはしていく季節というのも楽しい。

この慌ただしい季節を、僕は東京で謳歌し、また前年よりも、愛せるようになった。




なるほど、時間というものは平等に割り当てられているものなのだなと、

最近は特に痛感している。
ということもあり、

一週間イコール七日という概念をここ半年ほど前から壊して、3.5日換算で改めてみています。

「3.5日化」してしまっているのと
「3.5日」
にしているのでは意味が変わってしまうわけで、
あくまで後者を実践。

あらゆる決めごとにほんの少し逆らって、悪あがきというのが適当でしょうか、

ほんの少し自分の環境をねじまげる。これは僕の趣味かもしれません。



変わっていく季節と変えていく季節

音楽や電飾で強制的に冬に送還される。がらっと扉を開けて冬が入って来る。



への反発、然り。


なんだかもうしっちゃかめっちゃかではありますが、

起きたその瞬間にゴングは鳴るのは変わらないので、

今は3.2/3.5なので小休止をとったらまた出かけます。



適度な自分革命は、世界を面白くするのではという仮説。




最近きれいなものを見たり聞いたりすると以前にも増してえらく感動してしまうのは、

故の反動からなのだろうか。


心だけは豊かでありたいと、それらに出会って心底思うわけであります。





| お話 | 04:06 | comments(0) | trackbacks(0)
イノセントガーデンさんに出店〜一年前〜今〜靴
週末はinnocent gardenさんでのショップオープンイベントに参加してきました。
みんなの市でとっても嬉しい出会いがあり、僕の取り違いではございましたが、半ば飛び入り的な感じで参加させていただきました。
本当にお世話になりました。とっても楽しいイベントでした。
またお買い上げくださいました皆々様、本当にありがとうございます。





浅草より個人的にすごく好きな電車であるつくばエクスプレス快速に揺られ当日は早々に会場へ向かいました。
ものごころ付いたころにできた電車(大江戸線以降)というのは、なんというのでしょう、利用するのに、若干の抵抗と不安感を感じてしまう。それがなんとも痛気持ちいい感があるのですが。
久々に携帯した音楽でそれらをかき消すように適度にボリュームを上げました。

一年前僕は前職の家具屋の依頼で沿線のラブホテルの家具類のリニューアルオープン用の修理の手伝いをしていて、このTXから見える景色には少し見おぼえがある程度ですが、
車内から見る外の空気の冷たさや、平成生まれのコンクリートやらをぼんやり思い出しながら揺られていました。

そしてまた、その日の突き抜ける様な青空が、丁度一年前も同じだったことを、空よ僕はもうそりゃ完璧に覚えてるよと思っていました。

つくばエクスプレスに同時期に同じ方向へ向かったという記憶だけがこの移動を少し有意義にさせていたということ。
そして、それが何の意味を持っていないということ。「意味のない事」が自分の心を動かしたということ。

つまりはその「考える」事を考えてたみたいな。

そういうこともあるのだね。と野田線に乗り換えたホームで見知らぬ女性に投げかけたそぶりをした。
その女性は椅子に深く腰掛けてスマートフォンをスライドしている様子。

この電車がもたらしたものは、なんともいえぬとろみをかもしていて、不思議な体験でした。
帰りの車内では夜の都会へ向かう若人でにぎわっていたのでそういった感情は皆無でした。

という体験、否、日常。  いや、体験。日常ですね。



それを無理矢理文章化してみたくなってこうしてカシャカシャ打っているのですが、

読後、はたしてこれらはどういう意味をなすのか、はたまたなんで僕はこの文章を打っているのか、謎であります。






遅ればせながら、靴をやっと本格的に勉強できる環境が作れましたのです。

この決断ともいい難い話はおそらく相当無粋な話になってしまいますので、99%省略しますが、
その99%を紡ぐのに1年掛かりました。それは金銭的なことではありません。
金銭面は1%に分類されます。
ということです。


今僕はその人の木型でその人の道具で靴を作っています。
その靴は履けますが(以前は意図的に履けない靴ばかり作っていたので)まず履かれる事はありません。
それをまず第一号と決めました。


僕はその人と積み上げてきたであろう7年分の靴製作の試行錯誤を一カ月で解消せしめたのであります。
この事をなんチャラ状態というらしいです。

それ故、日常が、まるで手を離して飛んでった風船の如し、

自分の視力では追えなくなった風船が、きっと今頃パンと割れているのだろうと想像するしかなくて

前述したふわり文なんぞを書きたくなるのだろうと。






















省略した99%を作るものに宿せたら本望。です。


レンズ汚ねへー!
| - | 02:31 | comments(0) | trackbacks(0)
写真をたくさんアップしました。
以下有断転用させていただきます。


atelier bloom様。ありがとうございます。

先日 cafe gallery conversionにて開催されました、「第二回みんなの市」のご報告です。
本当にありがとうございました。









































自分のカメラで撮った写真がまあひどい写真ばかりでして、ご提供してくださいました。
ありがとうございました。









そして反省も込めてデジタル一眼ゲット。


当然ですがカメラでカメラは撮れないので、せめてストラップぐらいはと。


すね毛にもピントが合わず床に。
危うく
老眼ナウとつぶやきそうになりました。

まったく手に入れたという証明にはなりませんね。



撮りました。
どうぞご覧ください。



作業場の灯り。画像がざらついてしまった。


玄関。





タンブラーパースペクティブ作業場











アトリエ立ち上げた当初、友人とあーだこうだ考察していた時間×本数。




冷蔵庫です。


モテキです。置いてありました。


神様がいる場所、即ちトイレです。


昨年のクリスマスパーティーから出番が無い食器類です。
















完敗です。







このサイトには色んな機種で撮ったものを上げておりますので、
それぞれお楽しみいただければと思います。
という逃げの言葉をば。






只今、サイトをリニューアルしてます。
| お話 | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0)
第二回 みんなの市
今週の土日、埼玉県のカフェでチャリティーマーケットに出店します。

みんなの市表

みんなの市裏

以下概要です。
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「みんなの市」
第2回 チャリティーマーケット

11月 5日(土) / 6日(日)
11:00 - 16:00

会場 / cafe gallery CONVERSION
〒340-0015 埼玉県草加市高砂1-10-3
http://www.cafegalleryconversion.com/

map




作る手、使う手 みんなで繋がる みんなの市

第2回目は様々な分野の作り手による
チャリティーマーケットを開催します。


売上げの一部、商品により全額を 
東日本大震災義援金として
日本赤十字社を通じ送らせて頂きます。







出展者

飯高 幸作 (陶)

前田 美絵 (陶)

矢板 緑 (陶)

加藤 恵津子 (陶)

手塚 えりか  (ガラス)

山田純平 (革)

菅原 博之 (木工)

森田 千晶 (和紙)

rala design (メッセージカード)

高橋 彩子 (布等)

横山 正美 (布)

Witty! (布)

てらお たまき(布)

てしま えいこ(写真)

atelier bloom (花かざり)



food

ツキモバザール (パン)

豆富屋 (ドーナツ)

cafe gallery CONVERSION (焼き菓子)







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前回、僭越ながらご好評頂きましたコースター用の革が、
革をやり始めた学生の頃、当時の製作の相方とよく通っていた秋葉原電気街のど真ん中の革屋で偶然発見しまして、
型押しのコースター兼小物入れが大量に作れました。
大嫌いな秋葉原で僕はその革を片手に当時の高揚感を少し思い出しながらAKB48の何かのイベントで並んでいる行列をシャーシャー逆走したのでした。


初めて漆によるかぶれが発症しまして、人体の不思議と、生きている素材にひどく感動しつつ両腕をかきむしっているわけであります。(今は治りつつあります。)



天気も「小夏日和」だと今日ラジオでお天気おねえさんが申しておりました。
お時間ございましたら是非お越しください。
よろしくお願いします。

| infomation | 00:34 | comments(2) | trackbacks(0)
自転車
ただただまっすぐな道をひたすらに走ったことを最近よく思い出します。
その時借りた自転車と、今僕が乗っている、友人より授かった大事な自転車を頭の中で合体させました。



あの時見た夕日と、明日見る夕日。晴れたら。
自転車を光の中に走らせます。
うまく形になるか。

薬品を浸したティッシュにくるんで、このチャリは就寝中。


漕いでも漕いでも景色は変わらず進んでる気がしない。

あの時の経験は、宝物だなぁ。




| 作業 | 01:20 | comments(0) | trackbacks(0)
踊る真鍮
金具
金具 作ります。

ほどほどにがほんとに難しい。

真鍮って素材は
ほんの通り道なのか、
通過するための素材なのか、
付き合ってく素材なのか。

まあともかく、やるならここまで愛してやる。と。

| 作業 | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0)
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